近松門左衛門

芸とは虚実皮膜のうちにあるものなり。

江戸中期の浄瑠璃、歌舞伎役者の近松門左衛門の芸術論。曽根崎心中とか代表作！

SNSに関して、富山市立北部中学校のPTAの皆さんに講演をさせていただきました。

その資料を作成していた時、SNSを表現する方法がないかな・・・と思っていたら思い出した言葉。

まさに、SNSは「虚と実の間にあるもの」だなと感じる。

真実だろうと間違いだろうと関係ない。玉石混交の情報に触れるインターフェイス。それがSNSかな。

その接点として触れた情報をどう使うかという人間的な能力が最も大切になってくる。

SNSなんて、ただの芸だ。

と、思っていたけど、もしかしたら人間関係もそんな部分があるかも。虚と実の間。

人との関わりの中で、表面上取り繕う。その虚と実の間。

本心を語らず、空虚な時間を過ごすことは少なくない。

本心を語らないと、何も動かない時もある。

SNSみたいに、人間と人間のインターフェイスも虚と実の間にあっちゃダメだな。