PRESIDENT BLOG

フクール
社長ブログ

ITで地域と企業を元気にする会社、株式会社フクールの福崎です。 役にたつ情報・・・・も少しはあるかもしれませんが(笑)、だいたいが他愛もない事だと思います! もし、良かったら読んでください。

株式会社フクールの社長ブログです
インターネット・セキュリティ

改正個人情報保護法が施行されました。昨日から。

昨日からですけどね(笑)。
1日遅れの情報です。ゴメンなさい。

来るべきビッグデータ、IoT、AI時代に向けて、
個人情報保護法が一部改正され、昨日より施行されました。

平成17年に施行されて約12年。
個人情報・・・と言うよりも、データの取り扱い方法や量、価値などがその頃とは全く違っていますからね。



お客様にもいろいろと質問されるので、今回変わったポイント5つ、まとめてみました。

まずは「 対象範囲の拡大されます。」
今までは、5,000件を超える個人情報の取り扱いがある事業者のみが対象たっだのにたいし、改正法では、1件でも持っている全ての事業者が対象事業者になります。

次に、個人情報の定義が明確化され「個人識別符号」が新たに対象になります。「個人識別符号」とは、①指紋データや顔認識データのような個人の身体の特徴をコンピュータの用に供するために変換した文字、番号、記号等の符号、②旅券番号や運転免許証番号のような個人に割り当てられた文字、番号、記号等の符号のことを言います。
これらが、新たに「個人情報」として位置付けられます。

三つ目は、個人情報として復元できないようにした「匿名加工情報」という概念が創設されました。

匿名加工情報は、個人情報には該当しないため、本人の同意なしで第三者提供が可能となることから、企業はこうした匿名加工情報を基に、ビッグデータの利活用に向けた取り組みを促進することが可能となります。富山市在住40代男性のデータとして、私のデータも第三者間を行き渡ります(笑)。

四つ目は、今までは業種ごとに所轄省庁やガイドラインが異なっていたのが、立入検査権がある「個人情報保護委員会」に権限を一元化されます。立入検査権を持った組織が出来たと言う点がポイントです。


五つ目は、第三者提供の制限が厳しくなります。第三者に個人情報を提供する際、確認記録作成等を義務化されたり、個人情報データベース提供罪と言う新たな法律が新設されました。この法律によって、罰則強化の側面があります。

 

簡単ですが、このポイントは知っておいたほうが良いと思います。
最初にも書きましたが、これからの時代に合わせた改正です。

もちろん保護と言う点に注目もしなければいけませんが、逆に言うと、企業はもっとデータの利活用と自社のサービスの改善を考えるチャンスだと思います。

そんなデータ活用、IoTやAI、セキュリティなどの情報収集のためにも7月6日の当社フェアにいらしてください(笑)。ぜひ!!!