【Box】Edgeのバージョンアップ(Chromium 142)に伴う、Box Toolsへの影響について
先日、こちらでご紹介させていただいた通り、Boxをご利用のお客様につきまして、
行なっていただきたい設定がございます。
BoxからエクセルやPDFなどのフォルダを開く際には、Box Toolsというアプリを利用して開いており(導入時に皆様のパソコンにインストールしていただきました。)、
「Microsoft Edge」につきましても、「Chromium」を利用したWebブラウザとなっておりますので、
更新後に、「ローカルネットワークへのアクセスを許可するかどうかの確認 」が表示された際に、
「許可する」をクリックしていただきたいです。
こちらは、ユーザー様それぞれで行なっていただく操作となっており、
この確認を「ブロック」すると、Box Tools の機能が正しく動作せず、パソコンにBox Toolsがインストールされていたとしても、再度インストールを求められます。
「ブロック」を行なってしまった場合や、事前に許可を行うこと設定がEdgeの設定画面より行うことが可能となっております。
下記設定手順となります。
Edgeを開き、右上の「…」から「設定」をクリック
「プライバシー、検索、サービス」をクリックし、画面中央の「すべてのアクセス許可」をクリック。
画面下部の「ローカルネットワークアクセス」をクリック
「ローカルネットワークへのアクセスを許可するかどうかの確認 」の際に、「ブロック」をクリックした場合には
ブロックしたサイト(box.com)が表記されているので削除を行います。
事前に「許可」を行う場合には、
「ローカル ネットワーク上の任意のデバイスへの接続が許可されています」の右部にある「サイトの追加」をクリックし、
順に下記の情報を追加してください。
追加情報:
・[*.]box.com
・[*.]box.net
・[*.]boxcn.net
・[*.]boxcdn.net
・[*.]boxenterprise.net
ブラウザを再起動していただき、設定は完了です。
Edgeの組織管理機能が有効になっている環境では、管理者の方で操作を行なっていただく必要がある場合がございます。
*ブラウザが管理されているかどうかは下記の方法で確認できます。(Edgeの場合)
1. Edgeを開く
2. 右上の「…」をクリック
3. メニューの一番下に「組織が管理」と表示されていれば、管理対象です。

Edgeの管理者様での設定方法については、こちらのサイトをご確認ください。
〜以下抜粋〜
信頼できるドメインによってプロンプトを抑制するために管理者側で必要な対応
シームレスな運用のため、プロンプトがユーザーに表示されないようにするには、管理対象のChromium環境の管理者は、ポリシーを使用して、信頼できるウェブアプリドメインへのローカルネットワークアクセスを事前に許可することができます。 Googleの企業ポリシーフレームワークではこの点がサポートされており、特定のサイトオリジンへのローカルネットワークアクセスに対する管理者による事前の許可または拒否が可能です。
LocalNetworkAccessAllowedForUrls を設定することで、ローカルネットワークリクエストを許可する、信頼できるドメインを指定できます。 Box機能がシームレスに機能できるようにするためには、以下のドメインを許可リストに追加してください。
- "*.box.com"
- "*.box.net"
- "*.boxcn.net"
- "*.boxcdn.net"
- "*.boxenterprise.net"
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大変お手数おかけして申し訳ございませんが、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
ご不明点などございましたら、お気軽にお申し付けください。
【問い合わせ先】
株式会社フクール
山崎 果歩
k-yamazaki@fukull.co.jp


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